蜂の子とプロポリスの違いについて

プロポリスとはミツバチが分泌する成分です。働きバチは花の蜜だけでなく、巣を作るために必要な樹脂も収集し、蜂が分泌する蜜蝋とミックスして巣壁を作ります。この巣壁がプロポリスです。働きバチが集めた樹脂には抗菌作用があり、巣の内部に病原性の細菌やウィルスが繁殖するのを予防する役割を担っています。

 

プロポリスは天然の抗菌物質であるだけでなく、抗炎症作用も確認されているので、抗菌剤として様々な製品に利用されています。歯磨きペーストに配合された製品は、虫歯・歯肉炎・歯槽膿漏の予防に役立ちますし、うがい薬やのど飴などに配合されていれば、風邪などのウィルスから喉を守る効果がアップします。健康維持やインフルエンザ予防を目的として、シロップタイプを飲み物やヨーグルトのトッピングに使う人もいます。

 

対して蜂の子は、蜂の幼虫でミツバチに限定せずに食用やサプリメントとして利用します。プロポリスが持っている抗菌・抗炎症作用は主な効用ではなく、滋養強壮や美容効果に有効な成分が多数含まれています。日本では古くから長野や滋賀など山間部の地域において、たんぱく源として食べられきました。たんぱく質の他にビタミンやミネラルが豊富に含まれているのて、食事からでは不足する栄養素を補うことが出来ます。

 

なかでもアミノ酸の含有率が高いのが特徴で、体内でも生成が可能な非必須アミノ酸や体内では生成が出来ない必須アミノ酸9種類全てが含まれています。アミノ酸は肌細胞、髪の毛、爪などの組成に欠かせない成分です。ローヤルゼリー以上の栄養価を持っているとも言われています。佃煮や甘露煮がポピュラーな食べ方ですが、地域によっては入手が難しいので、サプリメントで補うとよいでしょう。抗菌目的にはプロポリス、美容と健康目的には蜂の子をが適しています。