蜂の子が持っている効能について

蜂の子は簡単に言えば蜂の幼虫です。羽化する前のさなぎの状態なので、ほとんどが白い楕円の形をしています。蜂蜜はミツバチから採取するのに対して、蜂の子は種類を特定せずアシナガバチやスズメバチなど幼虫も利用されています。中国では大昔から漢方の生薬として日本では民間薬としての効能を利用する、というよりは郷土料理のひとつとして古くから食べられています。またアジア、ヨーロッパなどの他国でも食用として利用されています。国内で流通している蜂の子は長野、岐阜、山梨などの山間にある地区で生産されています。近年では常備菜としての役割は減少し、珍味として食べられることが多くなっています。

 

主成分はたんぱく質ですが、たんぱく質の生成に必要なアミノ酸が多く含まれているのが特徴です。健康や美容の維持に必要とされているアミノ酸は20種類あり、11種類は体内で生成される非必須アミノ酸で、9種類は体内では生成が出来ない必須アミノ酸です。必須アミノ酸は食物などから摂取する必要がありますが、蜂の子には必須アミノ酸がすべて含まれています。他にも、鉄、亜鉛などのミネラル分が豊富に含まれています。

 

主な効能には体力の充実、美肌、免疫力アップなどがあるので、出来るだけ毎日摂取するとよいでしょう。最近の研究では耳鳴りの改善の効能があることも解明されつつあります。臨床実験では、蜂の子を一定期間飲んだ場合、ストレスを受けると分泌が増えるコルチゾールというホルモンの分泌が減ったと報告されています。また老化予防に効果があることから、滋養強壮力の高い蜂の子の摂取を習慣にすると、体内の機能の劣化が抑止されて加齢が原因の耳鳴りの改善効果が期待出来ます。